ごはん、パン、麺類などの炭水化物は食事の中で大きな割合を占める重要な要素。その炭水化物は、なんとなく身体に悪い、もしくは太る原因になると思っていて、ダイエットのためにお米を避けている人もいらっしゃいます。
でも、そのイメージ、実は間違い!お米は太ると思って食べないなんてもったいないんです。お米はダイエットの敵ではありません。むしろ、ダイエットの味方になってくれるんです。
太ると思っていたからあまり食べないようにしていた。
私も昔は食べないように避けていたよ。
でも、これ大きな間違いだからしっかりお米は食べようね。
この記事では、お米の栄養やダイエットにも良い理由、ダイエット中にお米を食べるポイントなどを解説します。
この記事はこんな人におすすめ
・お米が”悪”だと思っている人
・食べて痩せたい人
・体質改善をしたい人
\\ダイエットに関する情報を発信中//
お米は大事なエネルギー源
お米の主成分は炭水化物です。 炭水化物は、体作りに欠かすことができない三大栄養素のひとつで、体の中でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。ダイエットのためにも、このエネルギー源が大切なんです。
エネルギー源がないと、脂肪を燃やすためのエネルギーも作れないし、代わりに筋肉がエネルギー源として使われ、代謝が落ちて痩せにくくなってしまうのです。
お米は太らない理由
代謝が上がる
お米などの炭水化物を摂らないでいると、エネルギーが不足しやすくなります。すると体が危機を感じ、少ないエネルギーでも生きていけるようにエネルギーを節約しようとするため、代謝が落ちてカロリーを消費しにくい状態になります。
でもお米を食べてしっかりエネルギーを体に入れることで、体がエネルギーを節約する必要がなくなるので、代謝が上がり、カロリーを消費しやすくなるためダイエットにつながるのです。
活動(運動)の質が上がる
お米を食べることで、日々の活動の質が上がり、消費カロリーが増えることにつながります。お米を食べてしっかりエネルギーを体に入れることで、活動量も増えたり、力を発揮しやすくなり、結果的に多くのカロリーを消費しやすくなるというわけです。
お米を食べて太る人は、お米が原因ではない
お米を食べて太ってしまうとしたら、それはお米が太る原因なのではないかもしれません。
例えば、お米と一緒に油っぽいおかずを大量に食べたり、頻繁に間食したりしていませんか?こうやって単純に食べ過ぎてカロリーオーバーになっていたり、活動量が少なくて消費できていない人は、当然太りやすくなってしまいます。
お米のせいで太るのではなく、食べる量などに問題があるのかもしれません。
また歴史をさかのぼっても日本人はお米を食べていました。食べていたけれど、肥満体型の人はあまり見当たらないようです。ということは、お米で太るわけではないということですね。
「日本では少なくとも弥生時代からお米のもとになる稲を栽培していた記録が残っています。栄養学という科学が存在しない昔から、お米は体にとって必要であることを体感的に認識していたからこそ、日本人は太古からお米を食べ続けてきたわけです。戦前の日本人はエネルギーの60%を糖質から摂っていましたが、その時代の人に肥満体型はあまり見当たりません。戦後、お米の消費量は減っていますが肥満が増えているのは、食の欧米化によって肉、卵、乳製品など動物性の食品に含まれる飽和脂肪酸の摂取量が増加したためです。お米中心の食生活に動物性の脂質が加わったことで肥満が増えたので、お米自体は決して悪者ではなく、食べる頻度や量などバランスを考えて食べることが大切なのです」(岩崎真宏さん)
引用:yogajournal
お米は適量に摂る分には太らないんだね。
そう!適量以上食べるから太ってしまうけど、適量であれば、
私たちの身体を燃やしてくれるから強い味方だよね。
ダイエット中にお米を食べる時のポイント
お米がダイエットの味方になるからと言って、お米ばかり食べてもよいわけではありません。おかずもしっかりと食べて、栄養バランスを整えることが効果的に痩せるコツです。
特にタンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素のバランスを意識しましょう。その中で、炭水化物は全体の4~6割くらいの量にするのが理想です。
以下、栄養バランスについての記事です。こちらも合わせてご覧いただくとダイエット効果は高まります。
ダイエットにおすすめの炭水化物
お米以外にも以下の炭水化物はおすすめです。
- オートミール
- そば
- じゃがいも
- さつまいも
- 全粒粉
特にオートミールは食物繊維やビタミン、ミネラルなど豊富な栄養をもつヘルシーな食材の代表格です。少量でも腹持ちが良く、調理も手軽な上に調理のバリエーションが豊富なので、継続しやすいのもポイントです。⇒オートミール痩せる食べ方
お米以外は太りやすいのはなぜ?
精白パン、パスタなどは、食物繊維と栄養分が少ない炭水化物です。多く食べると、カロリー過多、空腹感の増加、エネルギーの急降下、そして体重増加につながります。
逆に栄養のある炭水化物は、マグネシウムやタンパク質、抗酸化物質、そして人体に必要なビタミンCなどが含まれているため、強い味方なのです。
まとめ
いかがでしたか?
まとめると・・・
・適量であればお米は太らない
・お米は身体を燃やすエネルギー源
・お米とおかずをバランスよく摂るのが早く痩せる
もし今、お米が太ると思って食べていない場合、少しずつでいいので摂るようにしてみてください。